【ＭＴＧ】オリジナルローグデッキ「TimZone」解説【スタンダード】

2011年3月28日 MTG コメント (5)

どーもこんばんわー。日向です。
今回はちょっとまじめに自作のデッキ（スタンダード）の解説してみるよ。

とりあえず最初にデッキリストを見てほしい。

「ＴｉｍＺｏｎｅ」
メインデッキ (60)
クリーチャー (17)
4 狡猾な火花魔道士/Cunning Sparkmage
3 巣の侵略者/Nest Invader
3 石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mystic
3 絡み線の壁/Wall of Tanglecord
2 トゲ撃ちの古老/Spikeshot Elder
1 業火のタイタン/Inferno Titan
1 太陽のタイタン/Sun Titan

インスタント・ソーサリー (4)
3 稲妻/Lightning Bolt
1 電弧の痕跡/Arc Trail

エンチャント・アーティファクト (10)
3 炉の式典/Furnace Celebration
4 目覚めの領域/Awakening Zone
1 バジリスクの首輪/Basilisk Collar
1 肉体と精神の剣/Sword of Body and Mind
1 迫撃鞘/Mortarpod

プレインズウォーカー(4)
2 野生語りのガラク/Garruk Wildspeaker
1 チャンドラ・ナラー/Chandra Nalaar
1 エルズペス・ティレル/Elspeth Tirel

土地 (25)
1 森/Forest
4 山/Mountain
2 平地/Plains
4 銅線の地溝/Copperline Gorge
3 剃刀境の茂み/Razorverge Thicket
3 乾燥台地/Arid Mesa
2 怒り狂う山峡/Raging Ravine
2 地盤の際/Tectonic Edge
1 活発な野生林/Stirring Wildwood
1 根縛りの岩山/Rootbound Crag
1 惑いの迷路/Mystifying Maze

サイドボード
4 光輝王の昇天/Luminarch Ascension
4 自然の要求/Nature’s Claim
2 ファイレクシアの破棄者/Phyrexian Revoker
1 破滅の槌/Hammer of Ruin
1 饗宴と飢餓の剣/Sword of Feast and Famine
1 シルヴォクの生命杖/Sylvok Lifestaff
1 石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mystic
1 チャンドラ・ナラー/Chandra Nalaar

　たいていの人は見た事のないデッキですし、多分このリストを見てすぐに
どんな動きになるかわかる人はいないでしょう。
このデッキは無色のクリーチャーがスタンダード環境に蔓延している
対抗色の剣に強いということから始まったデッキであり、「caw-go」や「ボロス」といった
デッキを強く意識して作られています。

　基本的なキーカードはデッキ名の通り《目覚めの領域/Awakening Zone》と
《狡猾な火花魔道士/Cunning Sparkmage》で、《目覚めの領域/Awakening Zone》の
トークンでダメージをシャットアウトしながら《狡猾な火花魔道士/Cunning Sparkmage》で
すこしづつアドバンテージをとっていくことになります。

Cunning Sparkmage / 狡猾な火花魔道士 (２)(赤)
クリーチャー ? 人間(Human) シャーマン(Shaman)
速攻
(Ｔ)：クリーチャー１体かプレイヤー１人を対象とする。狡猾な火花魔道士はそれに１点のダメージを与える。
0/1

Awakening Zone / 目覚めの領域 (２)(緑)
エンチャント
あなたのアップキープの開始時に、あなたは無色の0/1のエルドラージ(Eldrazi)・落とし子(Spawn)クリーチャー・トークンを１体戦場に出してもよい。それは「このクリーチャーを生け贄に捧げる：あなたのマナ・プールに(１)を加える。」を持つ。

　このデッキにはいくつかのギミックが組み込まれているのでそのうちいくつかを紹介。

■《目覚めの領域/Awakening Zone》+《炉の式典/Furnace Celebration》
　この２つのエンチャントが揃うと毎ターンチャンプブロッカーと疑似《ショック/Shock》が
　補充される状態に。このギミックが成立すれば大体のビートはＧＧ。
　疑似《ショック/Shock》を使わないまま溜めておけば一気に本体に大ダメージを
　与えられ、フィニッシャーの役割も兼ねる。

■《狡猾な火花魔道士/Cunning Sparkmage》+《バジリスクの首輪/Basilisk Collar》
　言わずと知れた「首輪ティム」のコンボ。
　これが成立すれば毎ターンクリーチャーを問答無用で除去できる。

■《炉の式典/Furnace Celebration》+《迫撃鞘/Mortarpod》
　《迫撃鞘/Mortarpod》のついたクリ―チャーを生贄に捧げると２マナで２点を
　飛ばせるようになる。装備コストも含めると4マナで3点だが、恒久的にクリーチャーが
　確保できる状況なら活躍する。
　さらに《目覚めの領域/Awakening Zone》があれば宇宙。

■《目覚めの領域/Awakening Zone》+対抗色剣
　装備するためのクリーチャーが自然と沸くため、安定してクロックを刻める。
　フェアリーの《苦花/Bitterblossom》に近い挙動。

　デッキの相性としてはその高い防御力のおかげで対ビート戦において
無類の強さを発揮します。「ボロス」が相手の場合メインでは八割方勝てるのでは。
対「caw-go」でもエンチャントを通すことができればかなり有利な戦いを挑めると思います。
ただ、代わりにコンボデッキに近い「ヴァラクート」にはかなり厳しい戦いを強いられる
事となります。しかし「ヴァラクート」を相手にする場合でも《石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mystic》による装備品のクロックでなんとか戦うことはできる構成になっていると思います。

　今後の改良点としてはマナ基盤の安定、サイドボードの練磨など。
特にマナ基盤は結構適当なのでしっかり見直していきたい。まだ使い始めて
日の浅いデッキなのでまだまだ至らない点はありますが、この「caw-go」一強の
スタン環境に少しでも新しい風を吹き込めればと思っています！

あと秘密に少しだけ私信を。